お酌とは

当協会では、「お酌」を単に酒を杯につぐだけでなくお互いの幸せを願い合う行為と捉えています。

 

もともとは単に「酌(しゃく)」と言われ、お酒を注ぐことを指します。

特に他の人にお酌をするという文化は日本古来ものであり、

お神酒や三三九度など神道に由来を持つとされる相手の幸せを願うが込められているそうです。

 

また、現代では目上の方へお酌する光景がイメージされがちですが、

戦国時代には殿様から家来へ、戦の労をねぎらう意味でおこなわれていたとか。

その名残から、今でも日本では絆を確かめあうため「お酌」をしているとも言われます。

 

仲間内での集まりや、宴会のとき、家族での食卓・・・など、

一緒にお酒や食事を楽しむことができるご縁に恵まれていることにも感謝

お互いの幸せを願いながら「お酌」を愉しんでみてはいかがでしょうか。